生きることは忘れること

仕様書の話

諸般の事情できのう以上に短時間で錬成しなければならなくなった。ネタも特に思いつかないのだが、仕様書の話をしよう。ここで仕様書と言っているのは「標準」とか「規格」とも呼ばれるもので、ITのさまざまな分野でソフトウェアの挙動の根拠となるべきものである。現代の技術を支える非常に重要なものなのだが、詳しい解説はネット上にいくらでもあるので関心のある読者は適当に検索されたい。

極端な例を出すと、これはXMLHttpRequestに代わる新しいFetch APIの仕様書ですが、とてもふつうの人間には読めたものではないですね https://t.co/YL5BAyiyEf

— 竹麻呂 (@Takemaro_001) December 6, 2020

ヤバい仕様書といえばJavaScriptことECMAScriptさんも…… https://t.co/3R4CGelUZi

— 竹麻呂 (@Takemaro_001) December 6, 2020

仕様書を読むのが私の(実益を兼ねた)趣味の一つである。上に並べたツイートのほかに、このブログで「Apple製デバイスにおけるCSSのフォント指定を理解する」というのも書いていたりする。手を出している分野は主にHTMLやCSS関係である。ECMAScriptは魔境すぎてちょっと眺めただけである。あと、私は英語を読み書きするプロセッサが貧弱なので、白状すると「Web 関連仕様 日本語訳」さんなどに大層お世話になっている。

ここで何か最近読んだ面白い案件でも紹介しようと思ったのだが、特に思いつかなかった。皆さんも一度自分の作っている・管理しているWebページをHTML validatorCSS validatorにかけてみてはいかがでしょうか。