生きることは忘れること

Arch Linuxインストールバトル

メモです。インストールガイド - ArchWikiを前提とします。

パッケージについて。インストールガイドでは # pacstrap -K /mnt base linux linux-firmware となっていますが、これに加えてこの段階で man-db man-pages sudo vi くらいは入れておいていいと思います。特に vi がないとしんどいです。あと efibootmgr grub もどうせすぐ必要になるのでここで入れておいて損はないです。まとめると

# pacstrap -K /mnt base efibootmgr grub linux linux-firmware man-db man-pages sudo vi

です。あとインストール先の環境でネットワークが無線の場合は iwd もインストールしておかないと詰みます。他にも普通に生きていたら使うことになるパッケージはいくらでもありますが(たとえば base-devel bash-completion curl git openssh あたり?)それはインストールが一段落してからでもいいでしょう。

ネットワークについて。筆者はいまのところsystemd-networkdsystemd-resolvedを使っています。systemd-networkdの設定ファイルに最低限の内容としてIPアドレスの取得方法(DHCP or 固定)を書いたあと(←ここでエディタがないとしんどい)、サービスを(有効化・)起動すればOKのはずです。

ネットワークに繋がらないとパッケージを入れることができないので、手前で何か引っかかった場合は諦めてDVDブートし直してそちらで必要なものを入れてから戻ってくることになります。その際は

  1. DVDブートの環境でネットワークにつなぐ(有線でDHCPなら多分不要)←忘れがち
  2. マウントする←面倒
  3. arch-chroot
  4. pacman -S <package>

てな具合です。

ユーザについて。普通に非rootのユーザを作り、root権限もそのアカウントからsudoで使うようにします。

# useradd -m takemaro
# usermod -aG wheel takemaro
# visudo
# passwd takemaro
# su - takemaro
$ sudo -i
# exit
$ exit
# passwd -l root

このあたりまで来ればそこそこ整った感じがします。

あとは、私はインターネットに晒されているマシンの場合(VPSなど)はfirewalldを入れるようにしているので、インストール・有効化・起動します。VPSの場合はここまで済んだところでsshdを有効化してSSHアクセスに切り替えられるようになります(sshd_configで PermitRootLoginPasswordAuthentication をオフにするのを忘れずに)。