生きることは忘れること

名古屋

というわけで名古屋である。昔ながらのサインと現代的なサインが共存し、長らく変わらぬ発車チャイムの鳴る地下鉄。知らない間に中村区役所から太閤通に変わっている駅名。数少ない100m道路として知られる久屋大通。

栄の界隈が都心であるが、久屋大通は別格として、それ以外の道路も幅が広く、D/Hで見るとやや開放的にあるいは閑散として見える。東京の異常な高層ビルやせせこましく建ち並ぶビルに慣れてしまっているだけという説が大いにあるが。

街中に観覧車のある建物が建っている。SUNSHINE SAKAEというらしい。遠くからも分かる賑やかな雰囲気を発しており、その正体は吹き抜けの地下スペースで催されているアイドルのライブイベントであった。地下鉄の通路とも繋がっている場所で、ハコのサイズとしては200かそこらみたいだが、光り物持ったオタクがコールを飛ばして盛り上がっていた。普通に地下鉄に降りる通路でもある場所の途中で。

名古屋で定食なんかを頼んで味噌汁が出てくると少し味が違う。赤味噌とか八丁味噌と呼ばれるやつである。ちょっとした違いが旅を彩ってくれる。矢場とんと世界の山ちゃんはそこら中にある。

お土産なんにしよう。