生きることは忘れること

アーカイブ: 2023年12月

  1. HTMLの仕様はWebブラウザというソフトウェアの仕様でもある
    「JavaScriptの window と self と globalThis の話(その3)」の続き。前回はHTML仕様の7.5.1節“Shared document creation infrastructure”の“create and initialize a Document object”アルゴリズムの話をしていた。Documentを作成して初期化するアルゴリズムだ。これを探るために……
  2. 帰路
    金山で地下鉄からJRへ乗り換え。名駅へは中央線でも東海道線でもいいが……
  3. 名古屋
    というわけで名古屋である。昔ながらのサインと現代的なサインが共存し、長らく変わらぬ発車チャイムの鳴る地下鉄。知らない間に
  4. 舞台探訪について
    舞台探訪の楽しみは何より、作品に登場する場所の空間的な広がりや位置関係を感じることができ、それによって新たな作品理解の可能性を開くことができることにある。別に……
  5. 東海道新幹線
    昨日は東海道新幹線に乗った。毎時最大15本を走らせる巨大かつ稀有な高速鉄道システムとして、ダイヤとか運行管理システムとか趣味的には非常に興味深い対象である。ただ……
  6. 渋谷という場所
    ときおり渋谷を歩き回っている。それは工事を眺めるのが楽しいからで、……
  7. JavaScriptの window と self と globalThis の話(その3)
    今日はrealmまわりのもろもろの話と、workerではない普通のスクリプトの場合の話の予定だ。realmの話をどこで置き去りにしていたかというと、10.2.4節にある“Run a worker”アルゴリズムの中で呼び出されている“creating a new realm”だ。これは……
  8. JavaScriptの window と self と globalThis の話(その2)
    HTMLの仕様は紆余曲折あるのだが、いまはWHATWGという団体が策定している“HTML Standard”という文書である。これは常に更新され続ける“Living Standard”と呼ばれる形式を取っていて、……
  9. 「「妄想アカデミズム」から覗く量子化学の世界」(K. 汝水)感想
    本稿は5ページの短い記事であるが、量子化学についてのバランスの取れた入門記事となっている(ように私には思われる;別に専門ではないが……)。量子化学は、……
  10. 私の創作・表現活動/大学のサークルについて
    私は文章を書いたり、プログラムを書いたり、グラフィックデザインをしたり、事務やロジを回したり、ちょっとだけ絵を描いたりという人間である。個人サークルとしての同人活動では、……
  11. JavaScriptの window と self と globalThis の話(その1)
    JavaScriptには window というオブジェクト(変数)があり、グローバル変数は window のプロパティとしてもアクセスできる、ということはある程度触ったことのある方ならご存知のことであろう。具体的には、……
  12. 仕様書の話
    諸般の事情できのう以上に短時間で錬成しなければならなくなった。ネタも特に思いつかないのだが、仕様書の話をしよう。ここで仕様書と言っているのは「標準」とか「規格」とも呼ばれるもので、……
  13. 安達としまむら
    (6巻までの)本作の基本的な構図を単純に図式化すると、安達が一直線に突っ走って転び、しまむらに呆れられるというものである。そのアンバランスさや危うさをしかしコミカルに描いているところが魅力とまずは言ってもいいだろう。ただ、それは分かりやすいが、……
  14. 葬送のフリーレン感想
    「勇者ヒンメルの死から28年後」というテロップ⸺その起点はなぜ「勇者ヒンメルの死」でなければならなかったのか。それなりに高度な社会構造を持ち、科学技術はさておき魔法技術を持つあの作品世界の中で、暦が存在しないということは……
  15. 私のdotfiles
    dotfilesとは何かという説明は 今日から始めるdotfiles、そして4年間ずっと使っている自作コマンドの話 - 天才クールスレンダー美少女になりたい などに譲るとして、私も重い腰をあげて夏あたりから 自分のdotfilesリポジトリを作り始めています。実のところ私は自分を本質的にはWindowsユーザーでありGUIユーザーだと思っているのだが、……
  16. 私と生成AI
    ChatGPTが登場してから1年と少しが過ぎた。一方で世間ではあれができるこれができる革命だと騒ぎかと思えば、一方で自分の回りでは……